ここではサッカー少年団にいるお父さんをタイプ別に3選紹介していきます。こんなお父さん、あなたのお子さんのチームにもいませんか???
サイドコーチング系お父さん
まず1つ目は、サイドコーチングするお父さんです。
「サイドコーチング」とは、保護者席やゴール裏に陣取って子供に対して、「そこシュート打て!」とか「ほら!逆サイド空いてるぞ、パス出せー!」とか「なにやってんだよ!もっとディフェンス強くいけよ!」とか指示出しちゃうことをいいます。
自分がサッカー経験者で、どうしても子供のプレーに口出ししたい気持ちはわかりますが、チームのコーチの指示も聞こえなくなりますし、これは結構困ります。
特に子供は親が一番長く接する大人ですし、コーチと親の言っていることが違ったりすると、どのようにプレーしたらわからなくなり混乱します。そして常に親の顔色を伺ってプレーしてしまう原因となります。
これはチームのコーチからもめんどくさい親認定されてしまいます。これは子供にも親にもメリットがないのでやめた方がよいです。
子供がプレーに迷うのは経験がないので当たり前です。トライアンドエラーができない環境だと、必ず伸び悩みが来てしまうので、言いたい気持ちをグッとこらえて見守りましょう。
少年チームオタク系お父さん
2つ目は、相手チームなど少年チームにやたら詳しいオタクなお父さんです。
オタクといっても見た目がオタクなんではなく、相手チームや地域のチーム事情にとても詳しい、そんな情報どこで調べたんだ??と感心するほどオタクな知識を持ったお父さんのことをいいます。
「○○少年団は、○人居て、コーチは○○高出身でやってた」とか「○○チームと仲が悪くて絶対試合すると荒れるんだ」等々、内部にスパイ活動でもやってんの?とその情報網にはびっくりします。
他チームに知り合いがいるとか、お母さん同士のネットワーク等で情報収集したり、通っているスクールでネタを仕入れたりと感度抜群のムーブを披露してくれています。
こういったお父さんはセレクションやトレセン情報にも詳しい傾向がありますので、情報収集の際にとっても役立ちますので、積極的に活用しましょう。
マウント系お父さん
3つ目は、やたらマウントをとってくるお父さんです。
このお父さんは「息子が○○のJリーグ下部組織スペシャルスクールに受かった」とか「有名な○○スクールの合宿メンバーに選ばれた」とか「トレセンやセレクションに受かった」などなど、とにかくうちの子はすごいんだぞ!とマウントをとってきます。
自分の子は、一番上手いし、チームでもエース、ぜったいプロになると信じて疑わない、自信の塊と自己顕示欲、承認欲求丸出しな人ですね。
こういう人は近づかない方が良いと思います。裏でチームメイトの文句とかへたくそだとか見下している傾向が強いです。子供にとって悪影響しかありません。
重要なことを言いますが、私の経験上、Jリーグ下部組織に入った子の親御さんを何人も知っていますが、非常に人柄もよく自慢やマウントをとる親御さんは、まったくいません。皆さん、とにかく謙虚な方が多いです。
お子さんが、セレクションやトレセンに受かったのはすごいと思いますし、努力した結果だと思います。ただ、それでマウントをとるのはやめた方いいです。周りは痛い人認定しているかもしれませんね。
最後に
サッカーお父さん、あるある3選いかがでしたでしょうか。
子供のサッカーに真剣になり、自分の叶えることができなかったプロへの思いを自分の子供に期待することは、よいと思いますが、過度になりすぎて子供本人のプレッシャーになっていませんか?
私がサッカー少年団でパパコーチをしていたとき、息子さんがJリーグ選手の先輩パパコーチさんがいらっしゃいました。
どうやったら子供がプロになれるのか聞いてみましたが、「子供のサッカーが好きな気持ちを大事にして、親がいろいろ言ったりしないことだよ。親が出すのは口ではなく、金とクルマ(で送迎する)だけだよ」と仰っていて、納得しました。
自戒も込めて、こんなお父さんは結構あるあるで身近に存在しますが、3選にならないように自分も気を付けていきたいと思って、子供と接しています。
子供のサッカーは見ているだけでも楽しいし、のめり込む気持ちは私もよくわかりますが、ぜひ一歩引いて客観的に自分を見つめて応援していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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