サッカー少年団に入って頑張っていたけど、何らかの理由で辞めたくなったときに考えた方が良いことをお伝えします。悩むよりもまずは行動です。実際に少年団をやめてクラブチームに移った経験をもとにお答えできればと思います。
サッカー少年団を辞めたくなった時に考えること4選
「少年団を辞めたい!」と悩むご家庭は少なくないと思いますが、まず結論から言うとよく考えてチーム移籍を検討した方が良いです。何も考えないで、後で辞めたことを後悔することが多いからです。
まずは以下の点をポイントに子供の気持ちと保護者の気持ちをすり合わせて慎重に決めてほしいです。
1.やめる原因をよく考えてみること
突然ですが、少年団を辞める原因は何でしょうか?
①監督やコーチの指導が合わない ②保護者間のトラブルがあり、人間関係が面倒になった
③子供がまったく試合に出れない(補欠問題) ④当番が面倒になった ⑤その他
上記のような悩みが、退団を検討する原因ではないかと思います。
もう嫌になり、すぐ辞めたい気持ちはよくわかりますが、今のチームでのその悩みを解決する方法は本当にないのでしょうか。周囲に働きかけをしたことはあったでしょうか。
一度よく立ち止まって考えてみることも重要です。衝動的になっていないか確かめてみてください。
意外と同チームの別の保護者に話してみると同じ悩みを持っている場合も多いです。
2.辞めた後にどうしたいか決める
やめた後のチームはどうするのかは決めておいた方が、移籍する場合にはその後スムーズに体験→入団の流れが作りやすいです。
子供本人の意思は必要だとは思いますが、小学生の低学年などでは現状認識も難しいので、ある程度移籍候補のチームをいくつか決めて、いつ頃入るのか、空白期間は必要か、本当に通えるのか、等々条件を整理しておくことをお勧めします。
親がチーム活動に対して疲れている場合は、気にせずに空白期間を設けて、子供も親もサッカーから離れてみることも気分転換になってよいと思います。
実際、私の長男がチームを辞めた際には、5か月間の空白期間(結果的にそうなった部分もありますが、、、)を設けて、ほかの習い事をやっている期間もありました。
数か月程度サッカーをやっていなくても遅れをとることも試合勘が鈍ることもそこまでないです。子供の適応能力は、しっかりありますので安心しましょう。
3.後継チーム探しと候補はいくつか持っておく
先ほどの章でも書いた通り、1チームだけではなく後継チームの候補はいくつかあった方が良いです。
実際体験に行ってみると、指導法や雰囲気等でやっぱりイメージと違うことは多くあります。
その際にまた1つ1つ候補を探しているのでは時間がかかりますし、体験申し込みのタイミングを逃してしまうこともあります。また、セレクションがあるチームに入りたい場合には、いつでも受け入れしている事はなく、セレクション時期や練習会の開催時期をチェックしておく必要もあります。
そして、重要なことですが、あなたの希望をすべてをかなえてくれる完璧なチームは存在しません。
ここは譲れない条件だというポイントを2.3点、満たしていれば十分だと思いますので、妥協する必要はないですが、ある程度今の悩みが解決できていれば飛び込んでみてはいかがでしょうか。
4.現チームに言うタイミングはいつが良い?
チームの候補もある程度見つかり、次に動く時期もめどが立った場合、いつ頃退団意思を伝えればよいのでしょうか。
答えは、遠慮せずにいつでも言いましょう。あなたのタイミングが辞め時です。
持論ですが、チーム移籍は転職と同じだと考えます。決断力のある人は悩まず行動に移します。そして移った先で結果を出せればそれでOKです。後のことはその時考えればよいと思います。
公式戦があるからとか、年度替わりまで待ってみよう等々、いろいろな理由もあるかと思いますので、そこは自分のタイミングで退団意思を伝えることでOKです。
ただ、大事にしてほしいのは、固い意志を持って動いてほしいと思います。チームのエースや重要な選手であれば、監督・コーチに引き止めにあうこともあります。またほかの保護者から「逃げるのか?」みたいな心無い言葉を掛けられることもあるそうです。(こんな保護者からは離れた方が良いですが、、)
まあ、やめてしまえば同じ地域であれば試合等であうこともあるかもしれませんが、所詮他人ですし、そこまで相手もやめた人に対して、気にとめてもないことがほとんどです。
最後に、チーム移籍は結構労力もかかりますし、子供も環境が変わるので少なからず影響は多いのは事実ですが、サッカーという共通点もありますので、すぐに子供は仲良くなりますし安心してください。
それよりも親も子もモヤモヤをかかえたままでいることの方が、精神衛生上よくないですし、サッサと行動に起こす方が、楽になりますので、頑張って一歩を踏み出してみてください。
サッカーは本来楽しいものなので、余計な外野はほっといて、幸せなサッカーライフを送っていただけることを祈っています(^▽^)/
コメント